「Realforceの購入を検討しているけど値段が高くて中々手を出せない」という人も多いのではないでしょうか!
私も長い間購入を検討していましたが、先日ついに『Realforce R2 PFU Limited Edition(PZ-R2TLSA-JP4-BK)』を購入してしまいました。
通常モデルよりも更に高い3万円を超える製品でしたが、個人的に大満足の買い物となったためこの記事にまとめていきたいと思います!
- どうしてこのモデルを選んだのか
- Realforce R2 PFU Limited Editionの使用感(良かった点、気になる点)
- R3Sとの違い、どっちを購入すれば良いのか
上記の内容に触れていきますので少しでも参考になれば嬉しいです!
『Realforce R2 PFU Limited Edition』のスペック
今回購入した製品のスペックはこのようになっています。
Realforce R2 PFU Limited Edition | スペック |
---|---|
接続方式 | USB接続 |
カラー | ブラック |
キー数(ボタン数) | 91(104) |
キースイッチ | 静電容量無接点方式 |
キー印刷 | 昇華印刷 |
キー押下圧 | 45g |
本体サイズ(縦×横×高さ) | 14.1×36.6×2.8(cm) |
価格 | 31,350円 |
「Realforce R2 PFU Limited Edition」はRealforceを手掛ける東プレとHHKBで有名なPFUのコラボモデルとなっており、「HHKB Pro」と同じようにキー押下圧をAll45gに、更に「HHKB Pro Type-S」と同等の静音機能を搭載したりとHHKBユーザーに向けた調整が施されています。
更に両キーボードの強みである静電容量無接点方式や上位モデルに搭載されるキー印刷の消えにくい昇華印刷など、両メーカーの強みを全部載せした非常に高品質なキーボードとなっています!
「RealforceR2 PFU Limited Edition」と「RealforceR3S」は何が違う?
Realforce R2シリーズによく似た見た目の製品にRealforce R3Sがあるため、「Realforce R3Sとどっちが良いの?」と、気になっている人もいるのではないでしょうか!
ここでは2モデルのスペックや価格の違いをまとめることで、どちらのモデルがおすすめなのかをまとめていきたいと思います!
Realforce R2 PFU Limited Edition | Realforce R3S | |
---|---|---|
接続方式 | USB接続 | USB接続 |
キースイッチ | 静電容量無接点方式 | 静電容量無接点方式 |
静音仕様 | 搭載 | 搭載 |
キー印刷 | 昇華印刷 | レーザー印刷 |
キー押下圧 | 45gのみ | 30g、45g、変荷重 |
プレートの色 | ブラック | シルバー |
カラー(クリックで商品ページへ⇒) | ブラック,アイボリー | ブラック,スーパーホワイト |
価格 | 31,350円 | 23,100円 |
2モデルの大きな違いには「キー印刷の方法」「キー押下圧」「プレートの色」があります。
キー押下圧やプレートの色は個人の好みのため、ここではキー印刷の方法について簡単に説明していきたいと思います。
昇華印刷とレーザー印刷の違いは?
Realforce製のキーボードでは一般的なキーボードに比べて文字が消えにくい、昇華印刷とレーザー印刷という方式をとっています。
- 昇華印刷 ⇒ 昇華性インクを高音で転写する方式。樹脂にインクが染み込むため長期間使用しても文字が消える心配がありません。
- レーザー印刷 ⇒キー表面にレーザーで焼き込ける方式。一般的なキーボードに比べると印刷が消えにくいですが、昇華印刷ほどではないため注意が必要です。
インク印刷 | レーザー印刷 | 昇華印刷 | |
---|---|---|---|
耐久性(消えにくさ) | |||
視認性 | |||
価格 |
昇華印刷の「RealforceR2 PFU Limited Edition」は経年劣化で印刷が消えることがないため、このキーボードを長期間使い込みたいと考えている人に最適な製品となっています!
一方レーザー印刷でコストを抑えている「Realforce R3S」は約8000円安く購入できるため、価格を抑えたいと考えている人におすすめです!
- 昇華印刷が良い人 ⇒ Realforce R2 PFU Limited Edition
- キー押下圧が30gか変荷重の製品が良い人 ⇒ Realforce R3S
- 少しでも価格を抑えたい人 ⇒ Realforce R3
- 長期間同じキーボードを使い込みたい人 ⇒ Realforce R2 PFU Limited Edition
私が「RealforceR2 PFU Limited Edition」を選んだ理由
参考程度に、私が今回「RealforceR2 PFU Limited Edition」を購入した決め手は下記となっています。
- テンキーは使わない ⇒ テンキーレス
- 長期間このキーボードを使い込みたい ⇒ 昇華印刷
- 今までに使ってきたキーボードのキー押下圧が45g ⇒ キー押下圧45g
- 右上のプレートは黒色が良い
- 静音機能はどちらでも
当初は価格の安い「Realforce R3」の購入を考えていましたが、昇華印刷ではない点とプレートの色がシルバーな点から、少し奮発して「RealforceR2 PFU Limited Edition」に決定しました。
自分がどの機能を求めているのかをまとめることで、より自分にあったモデルを選択できるようになると思うので参考になれば嬉しいです!
『Realforce R2 PFU Limited Edition』の見た目
それでは『Realforce R2 PFU Limited Edition』を開封していきたいと思います!
Realforceと書かれた外箱の中に本体を梱包している黒い箱が入っています。
お世辞にも高級感があるとはいえない箱ですが、まぁ主役はキーボードなので…!
付属品をどかすと主役であるキーボード「Realforce R2 PFU Limited Edition」が現れます。
内容物は、
- Realforce本体
- 取扱説明書
- Ctrl、CapsLockキー(位置交換用)
- キーキャップを外すやつ
- キースペーサー(2mm,3mm)
となっています。
包み紙を剥がすとこんな感じ。
写真では伝わりづらいかもしれませんが、3万円を超えるだけのことはあるさすがの重厚感と高級感となっています!
この製品を選んだ決め手の1つであるプレート部分。他のモデルと違いしっかり黒のプレートとなっています。
ケーブルは右側面、正面、左側面の3方向から取り出し可能。
ワイヤレスに対応していない分ケーブルの取り回しには工夫が施されています。
裏面はこんな感じ。
特段優れている点はありませんが、ケーブルガイドや滑り止め、高さを出すためのチルトスタンドといった重要な部分はしっかりと抑えてあります。
『Realforce R2 PFU Limited Edition』の良かった点
ここからは『Realforce R2 PFU Limited Edition』を使って感じた良かった点をまとめていきたいと思います!
- 買ってよかったと感じる高級感
- 使ってて癖になる打鍵感
- 重い分しっかりとした耐久性
買ってよかったと感じる高級感
通常モデルでも2万円以上、このモデルに至っては3万円超えと非常に高額な買い物をすることになりましたが、それでも買ってよかったなと感じるキーボードでした。
全体的にマットな質感に仕上がっており、細部まで妥協のないデザインは高級キーボードでないと得ることの出来ない満足感があります。
昇華印刷のモデルを選んだのも大正解でした。
レーザー印刷の場合はツルツルのキーキャップ、昇華印刷の場合はマットな質感のキーキャップになるのですが、明らかに見た目のカッコよさが違います。
デスク周りをこだわっている人や、どうせならかっこいいキーボードを購入したいと考えている人には、
高いモデルではありますがのちのち後悔せずにすむ「Realforce R2 PFU Limited Edition」がおすすめではないかなと思います!
使ってて癖になる打鍵感
レビューを見ると好評されがちな静電容量無接点方式のキーボードですが、使ってみると確かに言われるだけのことはある打鍵感だなと感じました。
家に届いて最初にタイピングしたときには少しキー押下圧が重く感じ、「失敗したか?」と思いましたが、一定期間使っているとRealforceにタイピングの仕方が最適化されていきどんどんタイピング楽しくなっていく感覚がありました。
タイピングの仕方には底打ちと撫で打ちがあるようですが、元々メカニカルキーボードを使っていたからか私は知らず知らずの内に底打ちメインの打ち方になっていました。その状態でRealforceに移行すると少し違和感があったため、恐らくRealforceは撫で打ちの方があっているのではないかなと思います!
Realforceがあっていないなと感じた場合には
「Realforce R2 PFU Limited Edition」にはAPC機能とキースペーサーが付属しているため、タイピングがしづらいなと感じたときには試してみるのもおすすめです!
私はAPC機能を使ってアクチュエーションポイントを1.5mmにし、2mmのキースペーサーを使うことで更に快適にタイピングすることができるようになりました!
重い分しっかりとした耐久性
安価なキーボードだとキーキャップがカチャカチャ鳴る製品や、軽量化のためにキーボード本体がスカスカの製品などがありますが、「Realforce R2 PFU Limited Edition」は1kg超えという重さの分しっかりとした造りとなっています!
私自身長期間使い込むつもりでこの製品を購入したため、十分な耐久性に非常に満足できています!
『Realforce R2 PFU Limited Edition』の気になる点
次に「Realforce R2 PFU Limited Edition」を使って感じた気になる点をまとめていきたいと思います。
- 疲れないわけではない
- キースペーサーの取り外しが手間
- ケーブルの取り外し不可
疲れないわけではない
よく「Realforceは疲れにくい」といったレビューを目にしますが、実際に使ってみた感じ特に疲れないというわけではないかなと感じました。
今までもそこそこ良いキーボードを使っていたためそう感じるだけかもしれませんが、人によっては期待外れとなってしまう可能性があるため過度な期待はしない方が良いかもしれません。
キーキャップの取り外しが手間
以前掃除のためにメカニカルキーボードのキーキャップを外したことがありましたが、静電容量無接点方式のRealforceはメカニカルキーボードに比べても更に取り外しが手間だなと感じました。
キーボードを掃除する際や、付属する2枚のキースペーサーを試す際には何度もキーキャップを取り外さないといけないため、こちらも注意が必要です。
ケーブルの取り外し不可
別に気にならないといえば気にならないのですが、個人的にはケーブルは取り外し可能にして欲しいため一応ここも挙げておきます。
ケーブルの長さは1.7mと必要十分な長さかつ耐久性のありそうな太めのケーブルとなっていますが、それでも断線の可能性やケーブル配線のことを考えるとケーブルは交換出来るに越したことはありません。
本体の耐久性が高くても万が一ケーブルが断線してしまっては元も子もないためケーブルの取り外しが出来たら良かったなと感じました。
以上、この記事では『Realforce R2 PFU Limited Edition(PZ-R2TLSA-JP4-BK)』のレビューをしてきました!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!ありがとうございました!