FIFINE様より『FIFINE AmpliGame H9』というゲーミングヘッドセットを提供していただきました。
価格が約5000円ということで正直そこまでの期待はしていなかったのですが、実際に使ってみると想像異常の高クオリティで非常に満足度が高い製品でした。
この記事ではそんな『FIFINE AmpliGame H9』を使ってみた感想を、メリットだけでなくデメリットも含めてレビューしていきたいと思います!
低価格なゲーミングヘッドセットを探している人の参考になれば嬉しいです!
- 低価格ゲーミングヘッドセットを探している人
- 『FIFINE AmpliGame H9』の使用感を知りたい人
『FIFINE AmpliGame H9』のスペックや詳細
まずは『FIFINE AmpliGame H9』のスペックについて、簡単に表で紹介していきます!
スペック | |
---|---|
メーカー | FIFINE |
製品名 | AmpliGame H9 |
接続方式 | 3.5mm、USBの両方に対応 |
タイプ | 密閉型 |
インピーダンス | 32Ω |
本体重量 | 260g |
マイクの取り外し | 可能 |
価格(2024.3月時点) | 5,680円 |
『FIFINE』はヘッドホンやマイクといったオーディオ機器を専門的に手掛ける、日本だけでなく海外でもかなりの知名度を誇るメーカーです。
同社製ヘッドセットにはマイクの製造で培ったオーディオの技術がふんだんに使われており、価格以上のクオリティを持った非常に完成度の高いヘッドセットに仕上がっています。
ヘッドセット本体のケーブルは3.5mmイヤホンプラグ、付属のコントロールリモコンはUSBとなっているため幅広い機器に接続し使用することが可能です。
本体重量は260gと軽くマイクの取り外しもできることから、非常に取り回しのよい製品となっています。
『FIFINE AmpliGame H9』の見た目や外観
それでは『FIFINE AmpliGame H9』の外観を見ていきたいと思います!
カラフルな色合いの外箱。真っ黒な箱が多いゲーミングデバイスとしては少し珍しい気がします。
内容物はこのようになっています。
- AmpliGame H9本体
- 取り外し式のマイク
- コントロールリモコン
- 説明書
外部マイクを使う人も多いと思うため、マイクが取り外し式なのは嬉しいポイントです。
本体にはこのように顔のマークがあしらわれています。
ゲーミングデバイスは無骨なデザインの製品が多いため、可愛らしさを感じるデザインは好印象です。
イヤーパッドは柔らかくクッション性の高い素材が採用されています。
長時間つけていても耳が痛くなりにくく、快適な装着感です。
また内部にはLR表記があるため左右を間違えずにサッと装着することが出来ます。
マイクは柔軟に角度調節ができるため非常に使いやすいです。
取り外せるため使わないときであっても邪魔になりません。
本体付属のケーブルは3.5mmイヤホンプラグですが、コントロールリモコンを挟むことでUSB接続も可能となっています。
コントロールリモコンを利用することでマイク、ヘッドセットそれぞれの音量調整や、マイクのミュートがワンタッチでできるため非常に便利です。
『FIFINE AmpliGame H9』をゲームで使ってみた感想
『FIFINE AmpliGame H9』をRPGをはじめとした主要ゲームと「ApexLegends」「VALORANT」のFPS2タイトルで実際に使用してみました。
その際に感じた感想を、
- ゲーム音や足音の聞こえ方
- つけ心地の快適具合
- マイク音質
の3ポイントに分けてまとめていきたいと思います。
ゲーム音や足音の聞こえ方
『FIFINE AmpliGame H9』の音質は非常に高いクオリティだと感じました。
モンスターハンターワールドやパルワールドで使用してみると、モンスターの咆哮や環境音が全音域しっかりと鳴っておりゲームに没頭できる音質です。
音が重要な要素となるVALORANTではどこで誰が何がしているのかをしっかりと把握することができ、スキルや環境音、銃声に足音など音の量が多いApexLegendsでもそれぞれの音をしっかりと聞き分けることが出来ました。
FPSタイトルにおける足音の聞こえ方も極めて良好です。5000円のゲーミングヘッドセットとしては十分すぎるくらい満足できる音質だと感じました
ゲームプレイ時のつけ心地
『FIFINE AmpliGame H9』はつけ心地も優れています。
イヤーパッドやヘッドバンドは非常にクッション性が高く、ゲーム中に長時間付けていても耳が痛くなることは有りません。
またヘッドバンドの可動部もかなり伸縮性が高いため、頭が大きい人であっても快適に装着する事ができます。
長時間のゲームに適したすぐれた装着性だと感じました。
マイク音質[録音音声あり]
『FIFINE AmpliGame H9』はマイク音質も悪くありません。
8500円ほどの外部マイク(SENNHEISER e835)と比較したマイクテストがこちらです。
↓「FIFINE AmpliGame H9」のマイクテスト
↓「SENNHEISER e835」のマイクテスト
もちろん高品質なマイクに比べると多少音声はこもっていますが、それでも価格を考えると十分な水準です。
実際にフレンドとこのマイクを使って通話をしてみましたが、声の聞きにくさや不快感はないといっていました。
手頃に通話環境を揃えたいといった人であれば、このマイクで十分だと思います。
『FIFINE AmpliGame H9』のメリットや良かった点
それでは『FIFINE AmpliGame H9』を使って感じた良かった点を紹介していきます!
- FPSも快適に遊べる立体感のある音質
- 長時間つけてても快適な軽さ
- 5000円と手を出しやすい価格
FPSも快適に遊べる立体感のある音質
まずは音質のクオリティの高さです。
立体感のあるサウンドを鳴らしてくれ、VALORANTやApexLegendsのようなFPSタイトルでもしっかりと足音を聞き取れます。
低価格なヘッドホンでは物足りなくなりがちな低音域もしっかりと鳴っており、モンスターハンターワールドのようなタイトルではモンスターの迫力のある咆哮や環境音を楽しむことが出来ました。
5000円台のゲーミングヘッドセットへの認識を改めさせられる製品でした。
長時間つけてても快適な軽さ
次に装着感の高さです。
クッション性の高いイヤーパッドが特徴で、長時間つけていても耳が痛くなることはありませんでした。
本体重量も260gと比較的軽いため、頭や首の疲労もほとんどありません。長時間プレイしがちなゲームに適したゲーミングヘッドセットだと感じました。
5000円と手を出しやすい価格
最後に価格に関してです。
『FIFINE AmpliGame H9』は5000円とゲーミングヘッドセットの中でも比較的低価格な製品です。
ゲーミングヘッドセットは高額な製品が多いため、5000円という価格でこの品質の製品が手に入るのは大きなメリットとなっています。
『FIFINE AmpliGame H9』のデメリットや気になる点
次に『FIFINE AmpliGame H9』を使って感じた気になる点を紹介していきます。
- ケーブルが1mと短め
ケーブルが1mと短め
『FIFINE AmpliGame H9』を使っていて唯一感じたデメリットがケーブルが短い点です。
本体直結のケーブルが1mほどと短く、PCやPS5のような据え置き機の環境ではかなりモニターに近づかなければいけません。
コントロールリモコンを利用すれば長さをカバーできますが、そうするとUSB接続になるためオーディオインターフェースに接続ができません。
大多数の人はUSB接続で問題ないかもしれませんが、環境によっては少し使い勝手が悪い点には注意が必要です。
『FIFINE AmpliGame H9』レビューのまとめ
この記事では『FIFINE AmpliGame H9』をレビューしてきました!
- FPSも快適に遊べる立体感のある音質
- 長時間つけてても快適な軽さ
- 5000円と手を出しやすい価格
- ケーブルが1mと短め
低価格なものの品質は高く、カジュアルゲーマーにおすすめしやすい製品となっています。
気になった人はぜひチェックしてみてください!
以上、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!
ありがとうございました!