「耳への負担が少ない」「周囲の音が聞けて安心」といった理由から、最近耳を塞がないイヤホンの人気が高まっています。
そんな耳を塞がないイヤホンの入門機として最適なのが、「SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン」です。

直近一ヶ月で2,000台以上売れている、6000円前後で購入可能な価格の安さと、お値段以上の音質の良さが魅力の製品です。

この記事ではそんな「SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン」をレビューしていきます。
実際に使って感じたメリット・デメリット、どんな人におすすめなのかを解説していくので、ぜひイヤホン選びの参考にしてみてください!


「SOUNDPEATS CC」の製品スペック
「SOUNDPEATS CC」の製品スペックがこちらです。
スペック | |
---|---|
本体の重さ | 6g(片耳) |
ケース込みの重さ | 47g |
通信規格 | Bluetooth5.4 |
対応コーデック | SBC,AAC |
連続再生時間 | 6時間 |
連続再生時間(ケース込み) | 24時間 |
防水規格 | IPX5 |
低価格帯のイヤホンということもあり、コーデックはSBC、AACにしか対応していません。
一方でマルチポイントや低遅延モードなどはしっかり搭載されており、細かい部分にしっかりと手が届く機能性の高さです。
専用アプリの「PeatsAudio」を利用することで、タッチ操作をカスタマイズしたりイコライザーを調整したりすることも。
価格を考えれば十分なスペックだと言えるでしょう。
「SOUNDPEATS CC」と「PearlClip Pro」の違いは?
「SOUNDPEATS CC」と同じスペックの「PearlClip Pro」という製品がありますが、これらはいずれも同じ製品を指しています。
製品形状がアルファベットの「C」に似ていることから、読みやすく覚えやすいように「SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン」として統一されているようです。


「SOUNDPEATS CC」の見た目・外観画像
それでは「SOUNDPEATS CC」の外観を見ていきます。




内容物がこちら。
- イヤホン本体
- 充電用のUSB TypeCケーブル
- 説明書類
が入っています。




ケースの見た目がこちら。裏面には充電用のTypeCポートがあります。
裏面に垂直に差し込むことになるため、下から指せる製品に比べると少し充電しづらいかもしれません。


ケースを開くとこんな感じ。


イヤホン自体に左右の区別がなく、左側に収納したほうがL、右側に収納したほうがRへ自動的に設定されます。
それぞれ左から取り出したら左耳へ、右から取り出したら右耳へ装着することで通常通り使用することができます。
一般的なイヤホンに比べて見分けがつきにくい形状のため、非常にありがたい機能です。


重量(実測値)がケース込みで47gほど、


イヤホン本体が6gほどです。




イヤホン本体の耳へ接触する部分には、柔らかく耳への負担が少ないシリコン素材が使われています。
長時間利用や、汗をかくような利用用途(ランニングなど)でも安心です。


「SOUNDPEATS CC」の装着方法


「SOUNDPEATS CC」はサウンドホール(音が出る穴)がある側を前、充電用端子がある側を後ろ向きに装着します。


装着時の写真がこちら。
SOUNDPEATS公式Xでも装着方法を動画で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「SOUNDPEATS CC」の良かった点、メリット


「SOUNDPEATS CC」を実際に使ってみて感じたメリットがこちらです。
- 長時間つけていても快適
- 1万円を超える製品にも劣らない音質
- ランニングや運動をしても外れない
長時間つけていても快適
やはりイヤーカフ型イヤホンの一番のメリットは耳への負担が少ない点です。
耳穴への接触がないため耳が痒くなったりすることもありませんし、イヤホン自体が6gほどと軽量のため耳に引っ掛けるイヤホンのように耳の上部が痛くなることもありません。
PC作業をしている時に耳付近に違和感があると集中できなくなるため、長時間つけていても快適に作業できるのが本製品の魅力です。
1万円を超える製品にも劣らない音質
「SOUNDPEATS CC」は価格に対する音質の良さも魅力の1つです。
今までに1万円を軽く超えるようなオープンイヤー型のイヤホンも使ってきましたが、「SOUNDPEATS CC」は非常に高音質。多少の差はもちろんありますが、聴き比べなければ正直気になりません。
特に低音域がしっかりと鳴っており、音楽鑑賞から動画や配信視聴まで快適にこなせます。



低音域がスカスカなイヤホンだと、男性の声が聞こえなかったりするんですよね。
「SOUNDPEATS CC」は1万円以下のイヤーカフイヤホンの中でも、音質面はトップと考えて良いと思います。
ランニングや運動をしても外れない
個人差はあるかもしれませんが、ランニングや運動用途でも快適だったのも魅力です。
利用する前は走ったりすると外れるのかな~と思っていましたが、実際にランニング時に使ってみた限りは特に外れそうになることはありませんでした。
IPX5と比較的高めの防水性能のため、多少汗をかいても問題ありません。
総合的にみて、運動用途にもおすすめなイヤホンだと言えるでしょう。


「SOUNDPEATS CC」の気になる点、デメリット
「SOUNDPEATS CC」を使って感じた気になる点がこちらです。
- タッチ操作が分かりにくい
タッチ操作が分かりにくい


サウンドホールがある側をタッチすることで操作ができるのですが、操作性はあまり高くないと感じました。
例えば音量を上げ下げするためにタッチした際、操作音や振動によるフィードバックがないため、操作が成功したのかが少し分かりにくいです。
慣れれば特に問題はないですが、初めてでも使いやすい製品があることを考えるとここは気になるポイントでした。
「SOUNDPEATS CC」はどんな人におすすめ?
「SOUNDPEATS CC」はこういった人におすすめです。
- 耳への負担を下げたいと考えている人
- メガネやマスクを普段から着用する人
- 音楽を聞きながらランニングや運動をしたい人
- 1万円以下でイヤーカフ型イヤホンを探している人
「耳への負担を減らしたい」「運動時に使えるイヤホンが欲しい」といった人におすすめなイヤーカフ型イヤホンですが、「SOUNDPEATS CC」はその中でも特におすすめな入門機種です。
6,000円前後と比較的安価ながらも、1万円を超える製品にも劣らない音質の良さが魅力。
1万円以下でイヤーカフ型イヤホンを探しているのであれば、迷わずこの製品を選べば間違いないでしょう。


まとめ:SOUNDPEATS CCは初イヤーカフイヤホンに最適!
この記事では「SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン」についてレビューしてきました!


- 長時間つけていても快適
- 1万円を超える製品にも劣らない音質
- ランニングや運動をしても外れない
- タッチ操作が分かりにくい
- 耳への負担を下げたいと考えている人
- メガネやマスクを普段から着用する人
- 音楽を聞きながらランニングや運動をしたい人
- 1万円以下でイヤーカフ型イヤホンを探している人
「SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン」は、初めてのイヤーカフ型イヤホンに非常におすすめな製品です。
ぜひこの記事を、自分にあったイヤホンを購入する際の参考にしてみてください!


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