- BTOPCよりも安くゲーミングPCを組みたい
- ゲーミングPCがほしいけど予算は10万円までしか出せない
こういった人もいるのではないでしょうか!
BTOPCは安価なものでも15万円近いため、少しでも費用を抑えようと考えると自作PC が選択肢に挙がりますよね!
この記事ではゲーミングPCがほしいけどあまり予算は出せないといった人向けに「10万円以下でPCを組む際におすすめの構成」について解説していきたいと思います!
少しでも参考になれば嬉しいです!
自作PCとBTOPCはどちらが安い?
大前提として、自作PCはBTOPCに比べて本当に安いのかについて簡単にまとめておきたいと思います!
- 新品の場合、基本的にそこまで値段は変わらない
- 中古パーツ等、パーツを流用すれば自作PCの方が安い
新品の場合そこまで値段は変わらない
自作PCをすべて新品パーツで組む場合、BTOPCに比べて価格面での優位性はあまりありません。
むしろ30万円近いような高価格帯の製品の場合、大量生産が可能で規模の経済が働くBTOPCの方が安いといったことも珍しくありません。
自作PCとBTOPCそれぞれのメリット・デメリット、価格の比較は下記の記事にまとめています。
中古パーツを使えば自作PCの方が安い
一方で、自作PCの強みである中古パーツが利用できる点を活かすことができれば、BTOPCに比べてかなり価格を抑えることが可能になっています。
以前どういった用途で使用されていたのかを判断する必要がありますが、マイニング等で酷使されていたグラフィックボード等を避けることができれば、十分な品質のグラフィックボードを安価で購入することが出来ます。
予算10万円でゲーミングPCを自作したい人におすすめの構成
それでは「予算10万円以下でゲーミングPCを組みたい」と考えている人におすすめの構成について、表で解説していきたいと思います!
おすすめの構成は下記のようになっています。
パーツ名 | パーツの価格 | |
---|---|---|
OS | Windows 11 Home | 16,545円 |
CPU | Core i3 12100F | 15,480円 |
メモリ | Crucial 16GBメモリ DDR4 3200 (PC4-25600) | 5,761円 |
GPU | MSI GTX1660Super AERO ITX OC | 30,800円 |
ストレージ | KIOXIA EXCERIA G2 M.2 SSD 500GB | 5,480円 |
マザーボード | GIGABYTE B660M D2H DDR4 | 13,282円 |
電源ユニット | 玄人志向 500W (80PLUS STANDARD) | 5,327円 |
ケース | MSI MAG FORGE 110R (お好みで好きなケースを) | 5,444円 |
合計金額 | 98,119円 |
第12世代i3のCore i3 12100FにGTX1660Superと、コストパフォーマンスに優れるCPU、GPUを搭載しており、
ApexLegendsといったFPSタイトルも低画質設定~中画質設定であれば144Hzモニターでの運用が可能な水準です。
メモリ、ストレージといったパーツは時期やセールによってコスパの良い製品が変わるため、下記を参考に今現在コスパの良い製品を選択するのがおすすめです。
- CFD
- Team
- Crucial
- Corsair
- シリコンパワー など
- Crucial
- KIOXIA
- Samsung
- SK Hynix
- Western Digital
もう少し予算を出せる人におすすめの構成
ここからは、上記の構成では少し満足できないという人向けに「おすすめのアップグレード例」をまとめていきたいと思います!
CPUをアップグレードするなら
まずはCPUのアップグレード例です。
- Core i3 12100F ⇒ Core i5 12400(約10,000円UP) ⇒ Core i7 12700(約30,000円UP)
CPUをアップグレードする場合、Intel12世代CPUはいずれも非常にコスパに優れたCPUのため、同じ12世代CPUである「Core i5 12400」や「Core i7 12700」がおすすめです!
Core i5 12400の場合
パーツ名 | パーツの価格 | |
---|---|---|
OS | Windows 11 Home | 16,545円 |
CPU | Core i5 12400 | 26,745円 |
メモリ | Crucial 16GBメモリ DDR4 3200 (PC4-25600) | 5,761円 |
GPU | MSI GTX1660Super AERO ITX OC | 30,800円 |
ストレージ | KIOXIA EXCERIA G2 M.2 SSD 500GB | 5,480円 |
マザーボード | GIGABYTE B660M D2H DDR4 | 13,282円 |
電源ユニット | 玄人志向 500W (80PLUS STANDARD) | 5,327円 |
ケース | MSI MAG FORGE 110R (お好みで好きなケースを) | 5,444円 |
合計金額 | 109,384円 |
Core i7 12700の場合
パーツ名 | パーツの価格 | |
---|---|---|
OS | Windows 11 Home | 16,545円 |
CPU | Core i7 12700F | 45,980円 |
メモリ | Crucial 16GBメモリ DDR4 3200 (PC4-25600) | 5,761円 |
GPU | MSI GTX1660Super AERO ITX OC | 30,800円 |
ストレージ | KIOXIA EXCERIA G2 M.2 SSD 500GB | 5,480円 |
マザーボード | GIGABYTE B660M D2H DDR4 | 13,282円 |
電源ユニット | 玄人志向 500W (80PLUS STANDARD) | 5,327円 |
ケース | MSI MAG FORGE 110R (お好みで好きなケースを) | 5,444円 |
合計金額 | 128,619円 |
GPUをアップグレードするなら
次にGPUのアップグレード例についてまとめていきたいと思います!
- GTX1660Super ⇒ RTX3060(約20,000円UP) ⇒ RTX3060Ti(約35,000円UP)
GPUをアップグレードする場合、RTX3060やRTX3060Tiがおすすめです!
GTX1660SuperとRTX3060の間に位置するGPUにRTX3050が存在しますが、
- GTX1660Super(3~4万円)[ベンチマークスコア : 6122]
- RTX3050(4万円前後)[ベンチマークスコア : 6278]
- RTX3060(5万円前後)[ベンチマークスコア : 8867]
- RTX3060Ti(6万5000円~7万円)[ベンチマークスコア : 11893]
各製品の価格とベンチマークスコアがこのようになっていることを考えると、個人的にはRTX3050を購入するメリットは薄いのではないかと感じます。
RTX3060の場合
パーツ名 | パーツの価格 | |
---|---|---|
OS | Windows 11 Home | 16,545円 |
CPU | Core i3 12100F | 15,480円 |
メモリ | Crucial 16GBメモリ DDR4 3200 (PC4-25600) | 5,761円 |
GPU | ASUS RTX3060 12GB | 52,323円 |
ストレージ | KIOXIA EXCERIA G2 M.2 SSD 500GB | 5,480円 |
マザーボード | GIGABYTE B660M D2H DDR4 | 13,282円 |
電源ユニット | 玄人志向 500W (80PLUS STANDARD) | 5,327円 |
ケース | MSI MAG FORGE 110R (お好みで好きなケースを) | 5,444円 |
合計金額 | 119,642円 |
RTX3060Tiの場合
パーツ名 | パーツの価格 | |
---|---|---|
OS | Windows 11 Home | 16,545円 |
CPU | Core i3 12100F | 15,480円 |
メモリ | Crucial 16GBメモリ DDR4 3200 (PC4-25600) | 5,761円 |
GPU | 玄人志向 RTX3060Ti 8GB | 64,498円 |
ストレージ | KIOXIA EXCERIA G2 M.2 SSD 500GB | 5,480円 |
マザーボード | GIGABYTE B660M D2H DDR4 | 13,282円 |
電源ユニット | 玄人志向 500W (80PLUS STANDARD) | 5,327円 |
ケース | MSI MAG FORGE 110R (お好みで好きなケースを) | 5,444円 |
合計金額 | 131,817円 |
ストレージをアップグレードするなら
またCPUやGPUはアップグレードしなくても大丈夫だという人であっても、ストレージ容量を増やすのはおすすめです。
- SSD 500GB ⇒ SSD 1TB ⇒ SSD 500GB+HDD 1TB
今回は価格を10万円以内に抑えるために500GBのSSDを選択しましたが、500GBだとすぐに容量がいっぱいになってしまう可能性があるため最低でも1TB以上のSSDへの換装や追加をおすすめします。
500GBのSSDは5,000円前後、1TBの製品は8,000円~9,000円ほどで販売されているため、自作PCのパーツを揃える際に予算に余裕があれば高容量の製品を検討してみましょう。
また、あくまでデータ保管用として使う場合にはHDDの方が容量あたりの値段は安いため、SSDをOSやゲーム用、HDDを写真や動画といったデータ保管用として使う方法もおすすめのため検討してみてください。
まとめ
この記事では「10万円以下でPCを組む際におすすめの構成」について解説してきました!
- OS ⇒ Windows 11 Home
- CPU ⇒ Core i3 12100F
- メモリ ⇒ Crucial DDR4メモリ 16GB
- GPU ⇒ MSI GTX1660Super AERO ITX OC
- ストレージ ⇒ KIOXIA EXCERIA G2 M.2 SSD 500GB
- マザーボード ⇒ GIGABYTE B660M D2H DDR4
- 電源ユニット ⇒ 玄人志向 500W(80PLUS STANDARD)
- ケース ⇒ MSI MAG FORGE 110R
以上、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!
ありがとうございました!