いま一部で話題になっている「駿河屋ゲーミングPC」をご存知でしょうか!
他社製品と比べても段違いで安いことから、注目を集めつつも「品質は大丈夫なのか?」と心配になっている人も少なくないはずです。
そこで今回は、「駿河屋のゲーミングPC」を他BTOメーカーの製品と比較をすることで、使用されているパーツや価格の比較を行っていきたいと思います!
ゲーミングPC選びの参考になれば嬉しいです!
- 15万円前後 ⇒『A2-Gamingバトル/BM010』
- 20万円前後 ⇒『A2-Gamingバトル/XPM006-WiFi』
駿河屋ゲーミングPCは本当に安い?
今回はBTOPCの中でも採用されていることの多い組み合わせである、
- 「Core i5 13400」×「RTX4060Ti」
- 「Core i7 13700」×「RTX4070」
の2つの構成のBTOPCを比較していきたいと思います!
「Core i5 13400」×「RTX4060Ti」のPCを比較
まずは「Core i5 13400」×「RTX4060Ti」の構成から比較していきます。
合計5つの製品を比較した表が下記です。
製品名 | 価格と評価 | スペック |
---|---|---|
![]() 駿河屋 A2-Gamingバトル/BM010 | 価格 : 154,800円 評価 : | CPU : Core i5 13400F メモリ : 32GB(DDR4 3200) GPU : RTX4060Ti ストレージ : SSD 500GB 電源 : 650W (80PLUS BRONZE) |
![]() ドスパラ RM5C-R46T | 価格 : 169,980円 評価 : | CPU : Core i5 13400F メモリ : 16GB(DDR4 3200) GPU : RTX4060Ti ストレージ : SSD 1TB 電源 : 650W (80PLUS BRONZE) |
![]() パソコン工房 LEVEL-M76M-134F-SLX | 価格 : 158,800円 評価 : | CPU : Core i5 13400F メモリ : 16GB(DDR4 3200) GPU : RTX4060Ti ストレージ : SSD 1TB 電源 : 650W(80PLUS BRONZE) |
![]() TSUKUMO GA5J-C230/B3 | 価格 : 174,800円 評価 : | CPU : Core i5 13400F メモリ : 16GB(DDR4 3200) GPU : RTX4060Ti ストレージ : SSD 1TB 電源 : 750W(80PLUS GOLD) |
![]() パソコンSHOPアーク GC-I5G46M | 価格 : 156,800円 評価 : | CPU : Core i5 13400F メモリ : 16GB(DDR4 3200) GPU : RTX4060Ti ストレージ : SSD 500GB 電源 : 650W (80PLUS BRONZE) |
こうやってみてみると、この価格帯だとそこまで「とんでもない価格」という感じでは無い気がします。
メモリ容量が32GBかつ価格も安い一方でSSD容量が500GBしかないため、個人的にはパソコン工房の「LEVEL-M76M-134F-SLX」の方が万人におすすめしやすい製品だと感じました。
「Core i7 13700」×「RTX4070」のPCを比較
次に「Core i7 13700」×「RTX4070」の構成を比較していきたいと思います。
各製品を比較した表が下記です。
製品名 | 価格と評価 | スペック |
---|---|---|
![]() 駿河屋 A2-Gamingバトル/BMM006 | 価格 : 199,800円 評価 : | CPU : Core i7 13700F メモリ : 32GB(DDR4 3200) GPU : RTX4070 ストレージ : SSD 500GB 電源 : 750W (80PLUS BRONZE) |
![]() ドスパラ XA7C-R47 | 価格 : 239,980円 評価 : | CPU : Core i7 13700F メモリ : 16GB(DDR4 3200) GPU : RTX4070 ストレージ : SSD 1TB 電源 : 650W (80PLUS BRONZE) |
![]() パソコン工房 | 価格 : 239,800円 評価 : | CPU : Core i7 13700 メモリ : 16GB(DDR5 4800) GPU : RTX4070 ストレージ : SSD 1TB 電源 : 700W(80PLUS BRONZE) |
![]() TSUKUMO GA7J-D230/B | 価格 : 229,800円 評価 : | CPU : Core i7 13700F メモリ : 16GB(DDR4 3200) GPU : RTX4070 ストレージ : SSD 1TB 電源 : 750W(80PLUS GOLD) |
![]() パソコンSHOPアーク GC-I7G47M | 価格 : 224,800円 評価 : | CPU : Core i7 13700F メモリ : 16GB(DDR4 3200) GPU : RTX4070 ストレージ : SSD 1TB 電源 : 750W (80PLUS BRONZE) |
この構成のPCだと駿河屋ゲーミングPCの価格の安さが分かりやすいのではないかと思います。
他社製品が23万円前後なのに対して駿河屋ゲーミングPCは同じパーツ構成ながらも唯一20万円を切っており、価格の安さという意味では飛び抜けています。
「駿河屋ゲーミングPC」は本当に安い
他メーカーのBTOPCと比較したところ、「駿河屋ゲーミングPC」は本当に安いことが分かりました。
特に20万円を超えるようなミドルハイスペック以上のゲーミングPCになってくると、明確に価格面での優位性が生まれています。
ゲーミングPCの購入を考えており、なおかつ予算を可能な限り抑えたいと言う人に「駿河屋ゲーミングPC」はおすすめな選択肢と言えそうです!
駿河屋ゲーミングPCの注意点
価格の安さが特徴的な「駿河屋ゲーミングPC」ですが、いくつか注意点もあったためまとめていきたいと思います。
- CPUクーラーが「Intel純正クーラー」
- SSDが500GB
- 発売したてのため情報が少ない
CPUクーラーが「Intel純正クーラー」
まずはCPUクーラーが「Intel純正クーラー」な点。
1つ目で紹介した「Core i5 13400」であればギリギリ大丈夫ではありますが、「Core i7 13700」を純正クーラーで冷やし切るのは流石に厳しいです。
長期の使用が前提となるゲーミングPCで冷却性能に不安があるのは結構なデメリットです。
「駿河屋ゲーミングPC」を購入する際には、CPUクーラーの交換を前提に購入することをおすすめします。
SSD容量が500GB
次にSSD容量が500GBな点です。
ただSSD容量が少ないだけであれば大丈夫ですが、この製品ではMicroATXマザーボードを採用しているためM.2スロットに空きがなく、SSD増設の際にはM.2SSDではなくSATASSDを使用することになります。
SSDもCPUクーラーと同じく、後々交換や増設を行うことが前提となる点と、M.2スロットに空きがない点に注意が必要です。
価格が1万円上がってしまいますが、
- SSD容量が1TBに
- マザーボードがグレードアップ(メモリスロットが2→4、M.2ソケットが1→2)
- Wi-Fi、Bluetooth接続に対応
した「A2-Gamingバトル/XPM006-WiFi」というモデルもあるため、予算に余裕がある人はこちらの方がおすすめです!
発売したてのため情報が少ない
最後に発売から時間が経っていないため情報が少ない点です。
使用されているパーツの詳細な情報や、実際に使ってみた口コミなどの情報が殆ど出回っていません。
「1年間センドバック無償修理保証」がついているためそこまで心配する必要はないと思いますが、あまりPCに詳しくないという人は、現時点では他BTOメーカーの製品の方が安心できると思います。

まとめ
この記事では「駿河屋ゲーミングPC」の情報をまとめてきました!
- CPUクーラーが「Intel純正クーラー」
- SSDが500GB
- 発売したてのため情報が少ない
といった注意点はありつつも、他メーカーに比べて明確に価格の安いゲーミングPC
- 15万円前後 ⇒『A2-Gamingバトル/BM010』
- 20万円前後 ⇒『A2-Gamingバトル/XPM006-WiFi』
「Core i7 13700×RTX4070」のようなハイスペックモデルになると、CPUクーラーの交換が前提となるためおすすめしづらいですが、
「Core i5 13400×RTX4060Ti」のようなミドルスペックモデルまでであれば他のBTOPCと比べてもそこまで大きな差があるわけではないため、
「価格を抑えてゲーミングPCを購入したい」といった人に「駿河屋ゲーミングPC」はおすすめな製品となっています!

以上、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!
ありがとうございました!